グリーンクリエイティブいなべ

番組「三重県応援団」(伝七ステーション)のいなべ市紹介一覧

Web媒体を主体に情報発信を行う伝七ステーション(四日市市、伝七邸)が制作した番組「三重県応援団...

18
January
2022
投稿者:事務局

Web媒体を主体に情報発信を行う伝七ステーション(四日市市、伝七邸)が制作した番組「三重県応援団」のうち、いなべ市を取り上げたものをご紹介します。

食肉加工屋FUCHITEI

いなべの豚やジビエを使ったテリーヌ、ソーセージなどの食肉加工品を製造・販売する食肉加工屋FUCHITEI。いなべ市のまちづくりの拠点「にぎわいの森」内にある店舗では、店頭での販売のほか、店内にて、ホットドックやテリーヌを味わうことができ、いなべ市の豊かな自然を感じることができます。

30年間フランス料理の経験を積んできた泓昂溫(ふち たかはる)さん。豚のどの部位を使い、どのようなスパイスを加えるかなど、足し算的な素材の組み合わせに魅かれ、多くの人にこのフランスの味を提供したいと語ります。添加物を使用しないというこだわりに加え、仕入れる食材は必ず生産者の声を聞きに足を運ぶとのこと。かつてフランスで修業した際に感じた風や空気感、食べるものによって今後の未来が変わるほど食べ物は大切という泓さんの想いから、多くの方から愛されるソーセージやテリーヌが生まれています。

また、ホットドックなどを調理する際に欠かせない焼き加減は、薪を使用した暖炉で行われます。噛んだ瞬間に溢れる肉汁や香ばしい香りの演出になると共に、薪はいなべ近郊の間伐材を使用し、環境に負担がかからない持続可能な調理法となっていました。

「無理なく、自然に逆らわず、あるものをあるべき姿で受け入れる。好きなことをして人が喜んでくれたら、それほど幸せなことはない」泓さんの哲学は、持続可能な未来に対するひとつの答えであると感じさせられます。

にしまちバインミー(いなべ市)

バインミーは、フランスパンにヌクマム、レバーペースト、ハーブ類、なますなどを挟むベトナム名物のサンドイッチです。
本場のバインミーを楽しめる『にしまちバインミー』は、ベトナムのローカルさをイメージしたレトロでカラフルな内装で、ベトナムを訪れた感覚です。

ハムやペーストは自家製で、パンはにぎわいの森の『魔法のぱん』オリジナル。中に入れる野菜はできる限りいなべ産を使用します。お店ではバインミーの他にも、ベトナムフードのフォーやコーヒー、カレーも提供しています。

西町通りのレトロな路地を気に入り、いなべ市での出店を決めたオーナーの中村さんは、「バインミーってなに?」と興味を抱いてくれる住民との交流の中で、バインミーの認知度の広がりを実感しています。

食事が身体をつくる – 自然食千とせ

肥料や農薬を使用せず、太陽や土、水といった自然の恵みを受けた農作物で作られる料理は、自然食と呼ばれます。自然食 千とせでは、食事が身体をつくる大切さを知ってほしいという思いから、自然食を中心とした一品を楽しむことが出来ます。 食べる物に困ることがなくなった近年では、どこにいても、望んだ食事を望んだ分だけ食べられるようになりました。一方で、食事が身体を作っていること、食習慣が健康を担っていること、忘れがちになっていませんか?改めて、気づかされます。

声のちから – いなべエフエム

2014年、防災情報発信という役割をうけて誕生した、いなべエフエム。 災害時に迅速な情報伝達を行うために、生活の一部となるラジオを目指しています。 いなべ市役所危機管理課との協力で、防災特別番組も構成し、行政との連携もはかります。 また、魅力ある地域情報を、曜日ごとに個性溢れるパーソナリティがお届けします。 平時に楽しむラジオと緊急時を救うラジオ、この二面性がいなべ市住民の生活を支えています。

ノスタルジックな味 – いなべプリン店

一般的な民家に隣接するいなべプリン店は、青と白のストライプのテント屋根が目印。 のどかないなべ市の街で、懐かしさを感じるプリンを作りたい。店主 日置さんの想いプリンの味に反映されています。 5種類の定番プリンに季節のプリンが1つ。絶妙ななめらかさが際立つ美味しいプリンを楽しむことができます。 店主の日置さんは、子育てをしながら軒先でプリンを販売します。 お店の営業も自分の出来る範囲で行う、ライフスタイルに合わせた雰囲気も非常に魅力的です。日置さんの作るプリンにファンが多いのも頷けます。

木へのこだわりと、音へのこだわり – HATTAworks

「一人のお客さんに、世界唯一の楽器を」。HAATA worksでは、お客さんの要望に応えて、ウクレレ、ギター、マンドリンを中心に製作しています。製作家として、木材のこだわりはないという八田さん。材にこだわればこだわるほど、自分の作品が作れない、お客さんには楽器の音を買って欲しいと、 音へのこだわりを見せます。 八田さんは、毎回の製作に満足することなく、つねに反省を重ねて、次の楽器へつながるようにと真摯に向き合います。その楽器は、今日もどこかで音色を奏でています。

スニーカーで来れる釣り場 – サンクチュアリ

大自然に囲まれたのびやかな空間でフィッシングとオープンカフェが楽しめる、いなべ市ならではのレジャースポット。初心者向けのマス釣りから本格的なフィッシングまで、用途・目的に合わせて選べる4つのフィッシングエリアと獲れたての旬の素材を使用した料理が人気のランチ。清潔なトイレ、安全な足場、キレイな水・・・従来の釣り場になかった、手ぶらで、スニーカーで来て食事まで楽しめる環境の良さが人気の秘密。道具選びや釣りのアドバイスもしてくれるので釣果も期待できます。 釣りを楽しむお父さんとお子さん、テラスでコーヒーブレイクしながら微笑むお母さん。 「自然の中で、家族で釣りを楽しんでほしい。」と語るマネージャーの安藤さん。和やかな休日の光景は、スタッフが目指す新しいレジャーの形です。

音のない世界を楽しむ – 桐林館

40年ほど前に廃校となった旧阿下喜小学校校舎と校門・石棚が文化庁の指定する登録有形文化財(建物)に登録される懐かしくもモダンな木造建造物。元職員室を改装した、筆談でコミュニケーションするユニークなカフェ「桐林館喫茶室」と各部屋に展示された『アールブリュット』と呼ばれる知的障害のある方などのアート作品。音のない世界で、近隣のコーヒー専門会社「幻珈琲」の味わいと素朴なアートを五感で感じながら過ごすひとときは、新鮮な非日常体験として注目されています。 「福祉のイメージを変えたい」と語る金子文絵さん。『アールブリュット』と『筆談カフェ』を組み合わせた、面白くておしゃれな障害者と健常者の接点、交流の場をつくっています。

いなべのフィールドで感じるアート – 岩田商店

アート・ミュージック・パフォーマンスなど、様々なクリエイトされたものをより身近に体感できるスペース。訪れた人が自由に想像を膨らませ、展示作品とじっくり向き合ってもらえる空間を、作家さんと一緒に作っています。もともとはブリキ屋だったという家屋を改装した開放的な空間での作品・グッズ・商品の展示・販売。暮らしに寄り添う芸術を介して地域住民と触れ合うイベント企画など、『いなべだからできるモノ』『いなべでしかできないコト』でいなべの魅力を発信しています。 「いなべというフィールドでやりたいことをやりたい」と語る小寺さん。場の力が人を呼び、そこから一緒に新しいものを生み出す。「何か面白いことやろうよ」から始まる肩ひじを張らない自然体の地方創生の姿がありました。

いなべの素材を生かしたサービス – フレイトレシピ

いなべの素材を活かした甘夏ソーダの移動販売で話題の「フライトレシピ」山田さん。「ここに住んでいる人は“何もない町”というけれど、まだまだ生かせる素材がある」と語ります。いなべ市からは、今後も新しいサービスや商品がたくさん生まれそうです。