令和8年5月1日(金)、にぎわいの森「ドッグラン」横の広場空間に、地域をつなぐグリーンインフラ広場「ひびきの庭」がオープンします。

地域の自然物(資源)に触れ、自然の多様な機能を体感できる空間として、いなべ市は令和7年度「ひびきの庭」を整備しました。
雨水をゆっくり地中に浸透させることで氾濫を防ぎながら、木々や草花、鳥や虫たちが共に生きる「雨庭」を中央に整備。「築山」や「ビオトープ」など、植物や生きものの生育に適した環境も整備し、天候の違いや四季折々の表情をみせる景観をつくりました。
植栽空間には、エノキ・ヤブツバキ・コナラ・ネムノキなど、地域の木々を植樹しています。夏の暑さを和らげ、雨の日も心地よい、自然の恵みあふれる場所へ…地域の皆さんと共に育んでいきたいと考えています。
「ひびきの庭」という名称は、市内外多くの方に参加いただいた施工ワークショップで決定しました!「自然・人・地域の声が響きあう」共鳴の場所になって欲しいという想いが込められています。
⚠️オープンにあたっての注意事項等
植栽保護及び調査のため、犬などペットの入場は不可となります。ご了承ください。
※「ひびきの庭」は、“グリーンインフラ活用型都市構築支援事業”として交付金の採択を受けて整備し、その効果測定も実施中です。また、市と連携協定を締結する京都産業大学の研究箇所にもなっています。
「雨庭」とは…❓

地上に降った雨水を一時的に貯留し、ゆっくりと地中に浸透させる構造を持った植栽空間です。
道路や通路に溢れる雨水を一時的に溜めることで氾濫を抑制します。また、植物の生育に適した土壌環境を整備し、天候の違いや四季折々の表情をみせる豊かな景観をつくり出します。
近年広まりつつある「グリーンインフラ」の取り組みのひとつとしても注目されています。

築山(つきやま)

誰でも自由に登って過ごすことができる場所です。視線を空にのばし、藤原岳から広場までのひびきを感じてみましょう。

ビオトープ

にぎわいの森に降った雨が土にしみこみ、湧き出す場所。どんな生きものが集まるか、見守りましょう。

「グリーンインフラ」とは…❓

「グリーンインフラ」の取り組みについて
グリーンインフラは、自然の多様な機能を活用した社会資本であり、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくり及びウェルビーイング向上に貢献するものです。いなべ市では、令和3年度からグリーンインフラ活用の推進に力を入れています。主に、森林放棄地を活用した商業施設「にぎわいの森」の防災機能、滞在機能の向上を図る取り組みや、官民連携による自然体験イベント等を行っています。
詳細LINK:いなべネイチャー WEB
グリーンインフラ広場づくりワークショップの様子(築山づくり/植樹)
ご参加いただいた皆さま!ありがとうございました。
実施日:令和7年10月5日、令和7年10月11日
撮影:梅山淳也

表土の草は、また活かす。丁寧に剥がしていく作業を行いました。




雨の中、たくさんのこどもたちが参加してくださいました。ありがとうございました!



「落ち葉」や「藁」を敷き詰め、「石」や「枝」を組み込んでいきます。



地域のパーマカルチャーデザイナー、造園業、庭師など、その土地と向き合いながら、より良い環境へとアプローチする手法を得意とする皆さんにもご協力いただきながら、全て手作業でつくりあげていきます。


太平洋セメント様より提供いただいた石灰岩を60t近く活用させていただきました。





苗木の根っこが伸びやすいよう、掘った穴に落ち葉や石を入れてヤブツバキを植樹。



雨水を溜め流すため、人工物の「防水シート」等は使用せず、「刃金土」を敷き詰めていく様子。



整備の様子
撮影:浦田貴秀





「ひびきの庭」今後のイメージ(参考)


「ひびきの庭」資材協力
資材・苗木等提供(順不同)
石灰岩:太平洋セメント株式会社 藤原工場・三重太平洋鉱業株式会社
石:いなべ市農業公園 梅林公園
稲藁:株式会社谷崎牧場
落ち葉:哲学舎という名の美術館、いなべ市シルバー人材センター、市民の皆さま
苗木:社会福祉法人 進和学園・(株)研進「いのちの森づくり」、藤原岳自然科学館
「ひびきの庭」に関するお問い合わせ
● グリーンインフラ事業の推進に関すること:いなべ市 都市整備部 新産業創造課(電話:0594-86-7830)
● 管理:(一社)グリーンクリエイティブいなべ(電話:0594-72-7705)
場所:にぎわいの森(三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地 いなべ市役所横)
にぎわいの森
未活用だった森と植生を活かした商業施設。飲食店舗が点在し、散歩することができます。朝は鳥たちが唄うように鳴き、秋には
ナンテンなど木の実を食べるヒヨドリや野鳥を観察できます。