グリーンクリエイティブいなべ

Inabe Green Lab. 2024 「みんなで丸になって話す日」シンポジウムを開催しました!

5月18日(土)木々の緑が鮮やかな晴れた日に、「自然の中で人が育み・営むこと」を軸にしたシンポジ...

27
May
2024
投稿者:事務局

5月18日(土)
木々の緑が鮮やかな晴れた日に、「自然の中で人が育み・営むこと」を軸にしたシンポジウムを昨年度に続き開催しました。
今年度は、「こどもたちにとって、なぜ自然体験が必要なのか」をテーマに、市内外より90名程の方にご参加いただきました。

今回は、講師に体験学習の専門家 佐藤陽平さんをお招きし、脳科学の観点からもアプローチした「自然体験」の必要性をお話しいただきました。

いなべ市は、面積のうち約6割が森林で、私たちの暮らしには密接して「自然」があります。
真横には山が佇み、木々や草花は四季折々の彩りを見せてくれます。
近くにはいきもので溢れる川も流れ、幼少期に自然の中で自由に遊んだという世代の方も多いのではないでしょうか。
時代は変わり…現代では、こどもたちが自然の中で遊ぶ姿をあまり見なくなったように思います。
今回のシンポジウムを通して、「自然」がこどもたちの遊び場、過ごす場として一つの選択肢になればと考えます。

佐藤陽平さん講演の後、クロストークでは……

市内、10園の保育園で取り組んでいる「自然保育」について
「市内在住の全てのお父さんお母さんの子育てを幸せなものにする」を理念として掲げ、立ち上げられた「子育て支援センター」について
こどもたちにとって「楽しいがある」を大切に活動されている「根っこを育む自然塾」の紹介…
その後、「こどもたちの“未来の姿”を考える」をテーマに、育む土台となる“まち”や自然環境までも見つめ、私たちに今何ができるのか…を話しました。

こどもたちにとって、自分にとっての幸せとは何か。地域コミュニティーの大切さまで輪を広げ、こどもをこの地で育む保護者の皆さんや保育士さん、行政職員、関係者等それぞれの垣根を越え、考え・想いを言葉にして伝え合うことができた貴重な機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

「クロストーク」でファシリテーションを務めた才賀美奈さん。
いなべ市 保育課 保育士 栗山順子さんの言葉を掲げて。

▼クロストークを聴いて参加者の皆さんにも、想い・考えを掲げていただきました。

▼2024年現在、市内保育園 10園で取り組む「自然保育」についての紹介 ※2018年10月発行号

▼いなべ市子育て支援センター紹介

▼引き続き、Inabe Green Lab.2024では、夏の「川あそび」をはじめ、いなべの自然を体感し、その魅力に触れる…そんな機会や場所を創造していきます。