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三重いなべ牛。甘い口溶けの旨味が人生に寄り添う記憶となる

これは、私たちの郷土が誇る、至高の牛肉。竜ヶ岳のふもとに広がる大安町で、清らかな水や穏やかな気候...

13
December
2021
投稿者:事務局

これは、私たちの郷土が誇る、至高の牛肉。
竜ヶ岳のふもとに広がる大安町で、清らかな水や穏やかな気候、地元の飼料などとともに抜群の環境で育てられた「いなべ牛」だ。

幸せな気持ちにしてくれる

三重いなべ牛の精肉の画像

牛肉の旨味を左右する脂肪成分、オレイン酸()の含有率が高く、口溶けが柔らか。
肉自体に甘味があって、きめが細かい。軽やかにとろける味わいは、食べた人を幸せな気持ちにしてくれる。

動物性脂肪や植物油に多く含まれている脂肪酸。オリーブ油や、ヒマワリ油などに多く含まれることで知られる。昨今、このオレイン酸が牛肉のおいしさの成分として注目されている。

大半がA4、A5に格付けされる

三重いなべ牛の牧場の画像

「いなべ」という言葉を背負う、高品質の牛。

三重いなべ牛を肥育している牧場は市内に3戸あり、全体で約600頭が肥育されている。 いずれの牧場の牛も、その大半がA4、A5()に格付けされ、食肉業界のプロの人たちからも評価が高い。

食肉の格付け。牛枝肉取引規格で、A〜Cで表す「歩留等級(牛からどれだけ牛肉が取れるか)」と、1〜5で表す「肉質等級」の2種類を並べて表記。最上ランクはA5。

その牧場の一つが、いなべ市大安町宇賀新田にある。

大事に育てられているのが、すぐに分かった

三重いなべ牛の画像

広大な敷地の中で、この牧場が肥育する肉牛は、約300頭。

牛舎の中を見て最初に感じたのは、清潔さ、だ。
清掃が行きわたっていて、牛たちは快適な空間で、穏やかな表情をしている。

牧場主が深い愛情とともに、大事に育てられているのが、すぐに分かった。

三重いなべ牛の肥育農家の画像

この牧場を運営するのが、伊藤昌彦さん。
三重いなべ牛推進協議会の会長として、いなべ牛ブランドを牽引する。

揺るぎない自信を持っていた

三重いなべ牛の肥育農家の画像

「単純に利益だけを追求していては、『いなべ牛』として成り立たない。いなべ牛の肥育農家は全部、生産性、採算性が悪くても、味のいい未経産のメスだけに絞って育てている」

これまで幾多の困難を乗り越えてきた昌彦さんは、いなべ牛の育て方とその品質に揺るぎない自信を持っていた。

いかに子牛の“胃をつくる”か

三重いなべ牛の肥育農家の画像

こちらは兄弟で、いなべ牛の牧場を経営する清水一樹さん(兄、左)と清水一史さん(弟、右)。
父親の跡を継ぎ、この牧場とブランドを守るため二人三脚で切り盛りしてきた。

いなべ牛の高品質を保つために、重視することの一つは、いかに子牛の“胃をつくる”か、だと言う。

新たに子牛を牧場に迎えた際、最初にしっかり食べさせて“胃をつくる”ことが、その後の発育には大事で、発酵した稲わら(粗飼料)を与えたり、ビタミンをコントロールしたりと苦労するそうだ。

どこのブランド牛にも負けない

三重いなべ牛の画像

ここにいるのは、名もなき牛ではない。
「いなべ」という郷土の看板を背負い、肥育農家の皆さんはここまで必死に生き抜いてきた。

食べれば、誰もが納得していただけるだろう。
その味わいは、どこのブランド牛にも負けない、と。

足りないものがあるとするならば、……全国的な知名度、ただ、それだけだ。

「おいしい!」が未来へとつなぐ

三重いなべ牛の調理した画像

「とにかく、まず食べてほしい」
3人とも、口を揃えて言う。

子どもが何かを頑張った時、ぜひ食べさせてあげてほしい。
それが、人生の喜びの味として記憶されていくから。

祝いのタイミング、親族が揃う盆や正月などには、ぜひ大勢で食べてほしい。
それが、多くの笑顔を思い浮かべる味わいとして、いなべ市民の人生に寄り添っていくから。

いなべには、いなべ牛がある。だから、みんなで食べてみよう。
「おいしい」
口いっぱいに頬張るその無邪気な表情……、すごくいい。

その笑顔がきっと、ブランドを育て、未来へとつないでくれるのだ。


三重いなべ牛の表示マーク

三重いなべ牛のロゴマーク

三重いなべ牛の精肉パックには、この表示がある。

三重いなべ牛(精肉)が買える代表的な店舗

小川精肉店
 (いなべ市大安町南金井908)(地図)

JAみえきた いなべっこ
 (いなべ市北勢町阿下喜1911) (地図)

JAファーマーズ四日市(エーコープ近畿)
 (四日市市上海老町字東大沢1648番121)(地図)

サポーレ瑞穂店
  (愛知県名古屋市瑞穂区初日町2丁目57) (地図)

ふるさと納税返礼品(いなべ牛の取扱)

さとふるバナー

【Credit】

〈取材撮影ご協力〉三重いなべ牛の肥育農家(伊藤昌彦さん、清水一樹さん、清水一史さん)

〈撮影・取材〉グリーンクリエイティブいなべ

〈取材日〉令和3年11月