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2020.02.26 掲載

漫画家 松井勝法さん

投稿者:企画部 政策課

今回の記事に写真は、ない。いや、この人に写真など意味はない、と言うべきか。

初めて市役所で会った時、その人は優しい微笑を浮かべた。声も穏やかだ。

しかし! 何かいつも企んでいる、クリエイター特有の謎めいた存在感があった。

松井さん1

この人こそ、公称「いなべ市出身」の漫画家、松井勝法さん。

サイト上のあらゆるプロフィールに「いなべ市出身」と表記されているが、正確には幼い頃は家族で各地を転々としていたそうだ。

松井さんが漫画家になる夢を追いかけた最も多感な時期に、家族でいなべ市北勢町麻生田に移り住んだ。

松井さん2

松井さん3

松井さん4

松井さんの経歴は、華々しい。

川越高校生だった頃から、漫画家になる夢を追いかけて大手出版社に投稿を続け、十代で早々と入賞。そのあとすぐに、読切でデビューした。

上京後、2000年には週刊少年ジャンプにおいて「ロケットでつきぬけろ」で連載を開始。

「ソムリエール」(「ビジネスジャンプ」等)、「ハナカク」(「月刊コミックゼノン」等)といった作品を世に送り出してきた。

そして今は......、

松井さん5

奥さんや家族の日常を題材にコミックエッセイをサイトで発表。

Amebaでは公式トップブロガーとして4.2千人のフォロワーがいて、インスタグラムでは3.2万人のフォロワーがいるなど、SNSで大きな反響を呼んでいる。

いなべ市役所のシビックコア棟で松井さんに話を伺っている最中、実は、その背後にいる人たちが気になって、気になって仕方がなかった。

というのも、そのコミックエッセイで主人公というべき奥さんの「ちゅび」さんと、

松井さん6

息子さんの「BB」くん(小学5年生)が背後にいて、

松井さん7

漫画の世界さながらの光景が繰り広げられていたからだ。(松井さんのご両親もおられた)

ちゅびさんもBBくんも、このキャラクターそのままで、松井さんの描くクオリティの高さに、ただただ脱帽した。

松井さん8

しかも、ちゅびさんはコミックエッセイのキャラクターどおり、生クリームいっぱいのパンケーキが大好きで、取材前に、にぎわいの森のロブいなべヒュッテで、パンケーキを食べたというのだ!

さて、その松井さんは川越高校卒業後、漫画の新人賞入賞による賞金で当時、いなべ市にあった自宅の近所のバイク屋でスーパーカブを買ったそうだ。

そのバイクに乗って桑名まで往復し、花火大会に行ったりして遊んだ思い出を楽しそうに話した。

松井さん9

松井さんのコミック画像を見ていると、懐かしい気持ちになる。

そう、週刊少年ジャンプを読むのが楽しみだった、あの頃のような気持ち。

毎週月曜日にワクワクして本屋に寄り道したものだ。

少年と大人の間で不安定に揺らいでいた遠い日々、漫画は多くの夢をくれた。

 

スマホを手にし、本屋に寄り道すらしない今の少年たちは、心躍る瞬間があるのだろうか?

いなべ市はまだまだ企まなければいけないように思う、漫画の世界のように。

大人の企みが、うまく少年たちの心を躍らせる街にこそ、未来があるように思うのだ。

いなべでつながる、松井さんも、ね。


【松井勝法さんの作品公開サイト一覧】

■ Ameba公式トップブロガー小動物系奥さんとぼくの小さな日常

   松井勝法さんが贈る奥さん推しコミックエッセイ

■ インスタグラム @matsukaku

   松井勝法さんが贈る奥さん推しコミックエッセイ

■ 奥さんとぼくのYouTube

  「セルフアフレコ漫画」や「親子お絵描き動画」、「奥さんとぼくのラジオ」などコンテンツ盛りだくさん

■ 勇気の物語『ハナカク

   きっと胸が熱くなる!松井勝法さんの少年漫画代表作は全話無料で配信中

松井さん1

【Credit】

〈取材場所〉

 いなべ市役所 シビックコア棟1階 (いなべ市北勢町阿下喜31)

〈取材ご協力〉

 漫画家 松井勝法さん

〈撮影/インタビュア〉

 いなべ市役所 企画部 政策課

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