GCI

2019.08.30 掲載

サンクチュアリ

投稿者:企画部 政策課

いなべ市には釣り好きによく知られたフィッシングのスポットがある。

藤原町山口にあるサンクチュアリだ。

今年でオープンして15周年になる。

釣り場の横には、サウザンドウインズという絵本に出てきそうな、かわいいログハウスのオープンカフェがあり、
ファミリーで来た方の中には、お父さんと子どもが釣りをして、お母さんがカフェでのんびり本を読むなど、思い
思いの時間を過ごすファミリーの様子が見られる。

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ここで働くマネージャーの安藤文芳さん(写真:右)、チーフの小川美香さん(写真:左)は、昨年開催されたマス
の釣果を競うトラウトキング選手権大会のペアシリーズで優勝したこともある実力者だ。

大会へは、自分たちで考えたオリジナルカラーのルアー(擬似餌)だけを持って参加するなどのこだわりを持って
いる。

そのため、こだわりのオリジナルカラーを求めてこの地へ訪れる方も多い。

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(写真:店内に並べられたルアー)

マネージャーの安藤さんは、料理人、板金屋を経験した後、岡興産の社長に誘われてサンクチュアリの経営をする
ことになった。

釣りが趣味だった安藤さんだが、当時魚を飼育するノウハウはゼロ。

手探りで魚の世話をしていたが、池に魚を入れる量が多かったり、台風などの天災による被害に遭ったりと、失敗の
連続だったそうだ。

それでも試行錯誤を繰り返し、時には同業者にアドバイスをもらいながらやってきたと安藤さんは話す。

一番大変だったのは、稲作をされている方に水の使用についてを納得してもらうことで、これには3年ほどかかった
そうだ。

昔怒られたことのある方でも、今では仲良しの方もいると笑顔で語ってくれた。

チーフの小川さんは、最初はパート店員として働き始めた。

友人とサンクチュアリに訪れた際に、安藤さんから直接誘われて働くことを決意したそうだ。

当時はカフェで平日のランチタイムだけ働いていた。

主婦だった小川さんは、安藤さんから魚のさばき方も一から教わった。

店で練習するだけではなく、家でもコンニャクを使って練習していたそうで、そこから小川さんの努力家な一面が
うかがえる。

小川さんが4年目の時に、当時チーフだった方が本社に戻られ、小川さんがチーフに大抜擢された。

やるからにはとことんやりたい小川さんは、99%を男性が占めるインストラクターの資格を取得。

お客さんに合わせて的確なアドバイスをするために、実際に自分も様々な釣り場に行き釣りをすることで、経験を
積んでいるそうだ。

その徹底ぶりからプロ意識が伝わってきた。

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サンクチュアリはいなべ市の自然を活かした釣りができる場所だ、と安藤さんは言う。

全国の管理釣り場の中には、冬は池に50㎝の氷ができてしまい釣りができなくなったり、夏は暑すぎて魚を池で飼育
できなくなったりして休業するところがある中、いなべ市では1年を通して釣りができる。

そこがいなべの大きな魅力だと語ってくれた。

たくさんの困難を乗り越えてきた根気強い安藤さんと、やるからにはとことんやる努力家の小川さん。

たくさんのことを積み上げてきた2人は、これからもいなべに新しい風を巻き起こし続ける。

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【Credit】
〈撮影場所〉
 サンクチュアリ(いなべ市藤原町山口)

〈取材撮影ご協力〉
 サンクチュアリ マネージャー 安藤さん、チーフ 小川さん

〈撮影〉
 いなべ市役所 企画部 政策課・熊谷義朋

〈取材〉
 いなべ市役所 企画部 政策課

〈取材日〉
 令和元年8月2日

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